新型コロナウイルスの感染拡大によりトイレットペーパーが買いだめされ品薄になっているが、米ペンシルベニア州のあるベーカリーで“トイレットペーパーケーキ”なるものが登場し話題になっている。『The Philadelphia Inquirer』『Good Morning America』などが伝えた。
世界中のスーパーで品薄となっているトイレットペーパーだが、甘くて美味しいトイレットペーパーをガラスケースに収め「“トラウブズ”ではみんなが必要とするもの全てが揃うの。トイレットペーパーだってね!」とFacebookで紹介したのは、ペンシルベニア州デラウェア郡プロスペクト・パークにある“トラウブズ・ベーカリー(Traub’s Bakery)”だ。
「この時期だからこそ」という意気込みを感じさせるユニークなケーキは、スポンジに白いアイシングとフォンダン(砂糖衣)が施されており、トップにはトイレットペーパーに似せた渦巻と芯部分が、サイドには点線で切り口が描かれるなど細部にもこだわりを見せている。ケーキは7インチ(約17.8センチ)と、3インチ(約7.6センチ)の2つの大きさが用意されており、小さいバージョンは化粧室に置いてあっても違和感がないほどの出来栄えだ。
店でケーキを焼いているローレン・ランチャーノさん(Lauren Lanciano)は「トイレットペーパーで揉めている今の殺伐とした世の中を、美味しく、楽しく乗り切れたら嬉しいわね」と語っており、