このほどアメリカの小児病院が、過去10年間に起きた胸を打つ瞬間のトップ10をFacebookに公開した。その中で小児外科医が手術を受けた子供達のためを思い、絆創膏にキャラクターなどを描く姿を捉えた写真が人々の心を温かくしているようだ。『Metro』『FOX 35 Orlando』などが伝えた。
米オハイオ州にあるアクロン小児病院のFacebookで、今月1日に投稿された写真が10万件以上もシェアされ人々に感動を与えている。それは手術室で小児外科医のロバート・パリー医師(Dr. Robert Parry)がカラーペンを手にして何かを描いている様子があった。
パリー医師は子供達の手術後、彼らに切開した傷跡が見えないようにするため医療用の透明シートの絆創膏に可愛いイラストやキャラクターを描いていたのだ。同病院のFacebookには、パリー医師のひと手間について次のように綴られている。
「ペンはメスより強いとは言えないかもしれませんが、小児外科医のパリー医師は子供達にとって傷だけが手術をした記憶として残らないように、彼らのために少し作業します。パリー医師は子供達の好みそうなものや興味のありそうなキャラクターなどを(絆創膏に)手描きして子供達を驚かせるのです。」
今回の投稿には、多くの人からこのような称賛の声が寄せられた。
「他の医師も私の息子のために絵を描いてくれました。それを目にした時、私は思わず涙してしまいました。今もその絆創膏を大事にとってあります。」
「私の娘は9年前にこの病院でお世話になりました。手術跡に蝶々の絵の絆創膏があることに気づいた娘は、とても興奮していました。」
「パリー医師はとても愛情に溢れている。私の知り合いも彼のお世話になっているけど、医師という仕事でだけはなく患者をひとりの人間として扱ってくれる彼に感謝します。」
また同病院の公式ホームページ内にある2017年5月のブログには、