中国戦国時代の戦国四君の一人、孟嘗君が危機に面したときに泥棒の友人とものまね芸人の友人に救われた逸話から「つまらないことでも、役に立つ」の意味があることを解説した。
思えば他にも「四面楚歌」や「呉越同舟」「臥薪嘗胆」など、中国の歴史物語を知ってから改めて感慨を覚える四字熟語は多い。
今回のゲストコメンテーターで唯一の20代、トラウデン直美は11月10日に行われた天皇・皇后両陛下のパレード『祝賀御列(おんれつ)の儀』のNHK特番に出演した際のコメントが「聡明」だと話題になった。
そのトラウデン直美をして「読解力低下」について振られると「これはすごく刺さっています、今も痛いです」と明かし、「先ほど話された四字熟語も正直かなり苦手なので、勉強しないといけない」というではないか。
トラウデン直美は分からない時もスマホで調べるとすぐ答えが出ることに危機感を持ったようで、「断片的な情報は記憶に残り難いが、長い文章の流れや歴史を物語として覚えれば記憶に残る。かいつまんだものは残らないと実感した」「意識的に本や新聞を読んだりしなければと思い、今すごく痛いです」と話していた。
その後、OECDによる読解力の問題が出題されると松本人志や古舘伊知郎、武田鉄矢とも全く正解できなかったが、彼らが試験問題とは長年縁がないことを思えばそんなものだろう。
グラフや難解な文章を理解することも必要だが、本当の意味で「読解力」をつけるには「大喜利」や「四字熟語」が有効だという視点は参考にすべきではないか。
Twitter上では松本達が分からなかったOECDによる読解力の設問について、視聴者から「トラウデン絶対わかってたやんね! おじさんたち大丈夫?ってなってたと思うw」や「論文や翻訳等で見かける、分かりにくい下手くそな文章の典型だ。論理的に考えれば簡単だが、読解力とは違うと思う…それにしても、動いてるトラウデンは鬼可愛い」といった声が見受けられた。
画像2枚目は『Naomi Trauden /トラウデン直美 2019年12月6日付Instagram「出演情報です〜! CX「ワイドナショー」(12/8 日 10:00~11:15 OA)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)