自らスマホを借りて2ショット撮影に協力するなどサービス満点。あちこちから「アンジー!」と大きな声がかかるなか、1時間ほど丁寧にファンサービスを尽くしたアンジーはステージへ。幻想的なスモークが焚かれる中、まるでアンジーがマレフィセントの大きな翼を携えているかのように、アンジーの背後に大きな翼がLEDにて映し出されると、会場がどよめいた。
オーロラ姫の婚礼をお祝いするムーア国の森をイメージした世界観あふれる舞台に立ったアンジーは、「ここに来てくださった方、心から感謝しています。作品をわかちあえること、ワクワクしています」と挨拶。「誰の中にもマレフィセントはいる」というアンジーは、同作について「家族というものは血が繋がってなければいけないわけではないということ。そして多様性は強さであるということ。私たちは皆が1つになれたときこそ強くなれるのだ―というメッセージがあります」と語った。まさに実子の他に3人の養子を迎えて愛情を注いでいるアンジーならではの説得力のある言葉だった。
アンジーは「(『マレフィセント2』が)皆さんの心に響くような作品であったなら、再びまたマレフィセントをお届けできるかもしれません」と次作をほのめかし、「たくさんのマレフィセントが来てくれたわけで、皆さんに愛をこここからお届けしたいと思います。ありがとうございます」と日本のファンに感謝を伝えた。「日本に来ると、まずはキデイランドを訪れる。日本は大好き」とも明かしたアンジー、前回の来日は2014年の前作公開時だったため「少し間が空きすぎたので、次はこんなに間を置かずに訪れたいと思います」と希望した。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)