2016年にインディアナ州の監査機関から医師免許を剥奪されることとなった。
『The Sun』によると、クロップファー氏にはゴミや不要なものを捨てずに取っておくという行動があったそうだ。弁護士のボルジャー氏は「彼の自宅のいくつかの部屋は古いテレビや新聞雑誌、その他の機器がいっぱいで、中に入ることができない状態だった」と明かした。しかしながらボルジャー氏は、クロップファー氏のこれらの行動が胎児の遺体を保存していた原因とは結びつかないと述べている。
クロップファー氏が胎児の遺体を多く保存していた2000年初め頃、インディアナ州では胎児の遺体を処理業者に送り、医療廃棄物とともに焼却することになっていた。これには胎児1体につき10ドル(約1090円)かかるため、クロップファー氏が経費を節約しようとしたのではないかと言われている。後にインディアナ州では2016年に、胎児は人間の遺体と同様の扱いで埋葬されるか火葬するように法律で義務付けられるようになった。
しかしながらクロップファー氏の妻は、彼がなぜこのようなことをしたのか理解できず大きなショックを受けているという。ボルジャー氏は「彼はこの答えを墓場まで持って行ってしまいました」と語った。クロップファー氏が亡くなった今、胎児の遺体を保管していた理由は永遠にお蔵入りとなってしまったようだ。
画像は『The Sun 2019年10月27日付「SICKO DOC Monster abortion doctor kept foetuses of 2,400 babies in his home and car」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)