エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】広瀬香美『ロマンスの神様』は歩道橋の上で書いた「ド暗黒」だった学生時代の思い出明かす

彼女は車中で「最悪の場所。ド暗黒。思い出したくなかった」と口にするではないか。

この歩道橋は福岡女学院への通学路で、広瀬は「歩道橋の上で学校に行こうか帰ろうかいつも悩んだ」というのだ。音楽に没頭していた広瀬は校門をくぐるとメロディーが浮かび、忘れないように教室に入ったら挨拶もせず五線紙を広げて曲を書き始めていた。そのためクラスで浮いた存在になってしまっていたといい、当時の孤独感から学校に行くのを迷ったのがその歩道橋だったのである。

そんな歩道橋の真ん中で五線紙に書いたのが『愛があれば大丈夫』や『ロマンスの神様』であり、他にも多くの楽曲が生まれたという。

「デビューしてしばらくは福岡が嫌いで、福岡出身とは明かさずロサンゼルス在住と言っていた」「自分が精神的に乗り越えられず、ここで苦しんだり泣きながら書いたけど、そういう時間を費やせなかったら今の私はないと思う」と広瀬香美が語るのを聞き入っていた羽鳥慎一は、「歩道橋で初めて泣いたかも」と涙をぬぐった。

一行が福岡女学院を訪れると、広瀬は学院の高校に設置されている音楽科の生徒たちがサプライズで集まってくれたことに感激。「皆のなかには辛いと感じている子もいるかもしれないでしょ、私もミッション大嫌いで勉強も好きじゃなかったの」と切り出し和ませた。

続けて広瀬は後輩たちに「音楽だけに時間を割きたかったけど、うまく折り合わなかったんだよね。友達もいなく独りぼっちで、どうしていいか分からない。どうやって生きていけばいいか、誰にも声をかけられず、親にも迷惑かけまいと相談できない」と自身の経験を明かした。

「一人でもんもんとしていたから、もし同じようにもんもんとしている子がいたら、いつか卒業した時にあの制服着てあの時代があったからこその今の自分がいると思える時がくるから…」と励ました。

その後、広瀬自らピアノの弾き語りで『愛があれば大丈夫』を披露したが、そんなエピソードを知って改めて聴くと学生時代の広瀬香美の姿が思い浮かぶようだ。

視聴者によるツイートでは「学校に馴染めず、井尻六角の陸橋でたくさんのメロディを思いついたというエピソード、じぃんとしました。福岡女学院は何度も音楽コンクールでお世話になっており、身近に感じました。これからも頑張ってください」と反響が寄せられている。

ちなみに広瀬香美は、9月13日に開催された『「ちんじゅふ。」2019 in 佐世保鎮守府』の音楽イベント・「艦これ」公式ガールズバンドライブでボーカルを務めた際に「冬の深海からやってきました…冬の女王広瀬香美です」と自己紹介して話題になった。

そのことが思い出されたのだろう。このたびのロケで、彼女が学生時代の初恋相手を明かしたことに対して「ローカル番組で深海の女王、広瀬香美さんが出てるんですけど、初恋の人が西鉄バス!! さすが深海からやってきた冬の女王は違う!」と感心する視聴者も見受けられた。

画像は『【公式】KBC九州朝日放送 2019年10月21日付Twitter「今夜6時55分 羽鳥×宮本 #福岡好いとぉ 10月号」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

バスで移動中の羽鳥慎一、広瀬香美、宮本啓丞、高木悠未(LinQ)(画像は『【公式】KBC九州朝日放送 2019年10月21日付Twitter「今夜6時55分 羽鳥×宮本 #福岡好いとぉ 10月号」』のスクリーンショット)

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