早速Facebookに次のように投稿した。
「生きたカニのクレーンゲームにノーと言おう(SAY NO TO LIVE CRAB CLAW MACHINE)」
「このゲームは動物を不必要に虐待しており、動物は人間の遊び道具にすぎないとの誤解を与えているのです。これは優しい社会を目指す私たちのビジョンにはそぐいません。カニは生き物であり、おもちゃではないのです。この件は動物&獣医サービス(AVS)に報告し、ゲーム機の撤去を求めます。」
これを受けてレストランは翌23日、Facebookを更新してこのように綴った。
「まずは動物を愛する人々に謝罪します。私たちは動物を遊びの対象とは思っていません。私たちはザ・プンゴル・セトルメントに住む多くの子供たちに、海の生き物について学ぶ機会を与え、捕まえたカニを海にかえす手伝いをして欲しいと思っています。」
「私たちはクレーンゲームの中のカニが傷つくことがないよう、ゲームのデザインに1か月を費やしました。カニを掴むアームはカニが痛くないようにカバーで保護されており、ゲーム機の中はカニが快適に過ごせるように毎日掃除をしています。ただこのゲームが動物虐待にあたるというご意見をいただき、しばらくの間はゲームの稼働を中止することにしました。このゲームにより多くの人を不快な気持ちにさせてしまったのであれば、この場を借りて謝罪いたします。」
『LADbible』によると、クレーンゲームは同時期にもう一か所のレストラン「海鼎御花园(Sea Tripod Garden)」にも設置されていたというが、現在ゲーム機の中には真空パックされた土産用のカニの箱が積まれているとのことだ。
このニュースには、「最初のレストランの投稿には、捕まえたカニを海にかえすなんて一言も書いてないわ。今更何を言ってるの」「カニに快適な環境だなんて、水もないところで閉じ込められていたらストレスで死んでしまうのに」「このレストランには絶対行かない」「罰金を科すべき」「SPCA、ありがとう」「結局カニを食べるんだろう。人間は勝手だよ」「企画の時点で止める人はいなかったのか」といったコメントがあがっている。
画像は『LADbible 2019年10月28日付「Grab-A-Crab Machine Slammed By Animal Rights Groups」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)