それでも春日にとっては「本当に居心地がよくて」忘れられない場所なのである。
引っ越した当初は毎日のようにむつみ荘に行き外観を見てから帰っており、今でも週に2回は通っているそうだ。「いつも離れて全体的に眺める、落ち着くね、癒されるね」とむつみ荘を堪能しつつも「今はまだ誰も住んでいないけど、人のものになっちゃったら、ようやく諦めがつくのかな」「春日のものでずっといてほしい、でも、それだと“むつみ”も前に進めない」とセンチメンタルになる春日。
やがて階段を上って住んでいた部屋の前に立つと、ロケで曙が訪れた時にドアを張り手で破ろうとしてつけた傷を見つけ「補修の跡がある。むつみ耐えたんだよ…健気だな」と感極まり頭を垂れた。
その時だ、日曜ドラマ『あなたの番です』の主題歌『会いたいよ』がBGMに流れるではないか。『あな番』で主演した田中圭が主人公・手塚翔太として歌った楽曲である。
『あな番』は4月14日のよる10時30分からスタートして2クール放送され、9月8日に最終回を迎えたばかりだ。衝撃のラストから2週間、日曜日の同じ時間帯に耳慣れた音楽が流れるというスタッフの演出に反響があった。
視聴者による「待って、中居正広の悲報館で会いたいよ流れてるんですけど 時間的にもあな番」、「中居正広の悲報館でまさかの翔太くんsong会いたいよが!!! イントロですぐ反応してしまうよね あぁー…あな番が終わったのが寂しすぎる」、「中居正広の悲報館で、あな番ロスの私に染み渡る、会いたいよタイム…3か月間同じ時間帯に毎週聴いてたなあ」、「翔太くんの会いたいよが流れてる笑笑 あな番だった時間の後番組で…笑笑」といったツイートが飛びかっている。
ただ、むつみ荘で感傷に浸るオードリー春日を中居正広は「何も刺さらない」と一蹴。やはり『あな番』にハマった人ほどあのBGMに感情移入するのだろう。
ちなみに『会いたいよ』は作詞:秋元康・作曲:NaO、MATCHによる切ないナンバーで、手塚翔太名義により7月7日に配信、9月4日にシングルリリースされてオリコン週間チャートで初登場7位だった。これからもセンチメンタルなシーンでBGMに使われるかもしれない。
画像2枚目は『千鳥ノブ 2019年8月26日付Instagram「観てねー!日テレ!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)