エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『ノーサイド・ゲーム』浜畑と柴門監督が和むオフショット 最終回はシビアな展開をどう描くのか

七尾が意を決して「浜さん、俺が代わりに出ます」と声をかけた。しかし、

「怖いに決まっとるやろ。けどな、この試合に勝たな優勝できへんのや…やるしかないやろ。俺の脚なんかどうだってええねん」
「俺は勝つ。逃げて負けるのは死ぬより嫌や、分かったら黙って見とけ」

そう言い聞かせた浜畑の活躍により、アストロズは強敵ブレイブスを相手に勝利。浜畑の姿から大切なものを学んだ七尾は、夜も居残りで練習を続けるのだった。

一方、君嶋は自分をトキワ自動車本社経営戦略室次長から府中工場総務部長に左遷したのは滝川桂一郎常務(上川隆也)だと考えていたが、実は君嶋の尽力で滝川が失脚したことにより経営戦略室長から新しい常務に昇進した脇坂賢治(石川禅)こそ黒幕であることに気づく。

アストロズの不振を指摘して予算を削るよう君嶋に辛くあたっていた滝川常務だが、実はその根底にラグビーへの愛があったのだ。だが、新常務の脇坂はそれまで利用してきた君嶋に対して手の平を返すように冷たくなり、アストロズの予算を半分に削ると切り出したうえ、彼の訴えに耳を傾けようともしない。

そんななかアストロズとブレイブスの試合を観戦した滝川常務は、学生時代にラグビーがやりたくても家庭が貧しくバイトに明け暮れたことを君嶋に話すと「君の試合はまだ終わっていないぞ、負けるな」と厳しい眼差しで言葉を送った。

9月15日放送の最終話では脇坂常務がラグビーチーム廃止を目論むのに対し、君嶋がアストロズ存続に向けて日本蹴球協会の専務理事・木戸祥助(尾藤イサオ)に会うなど力を尽くす。一方でアストロズはいよいよ最大最強のライバル、サイクロンズと対決する日が近づく。

ドラマの内容が濃くなってきただけに、最終話でどこまで描かれるのか気になるところだ。折しも9月8日にラストを迎えた日本テレビ系日曜ドラマ『あなたの番です』には、視聴者から「ず~っとワクワクして見てきて、引っ張って引っ張って最終回だけ残念です」、「あんな終わり方でモヤモヤして今日過ごしてる…」という声も見受けられただけに注目したい。

画像は『日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」 2019年9月8日付Instagram「第9話放送まで、あと1時間!!」、2019年9月7日付Instagram「第9話放送は、明日」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

君嶋GM(大泉洋)が滝川常務(上川隆也)にお説教される図(画像は『日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」 2019年9月7日付Instagram「第9話放送は、明日」』のスクリーンショット)

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