九州や沖縄の近くにも“ネッシー”のような謎の生物が存在しているのであろうか、このほど東シナ海で漁師がとてもミステリアスな生き物を発見した。ワニとイルカのハーフのようだと英メディア『metro.co.uk』が伝えている。
『人民日報(People’s Daily)』の取材に「あまりの珍しさに大変驚きました」と話す中国人の漁師。眼球部が大きく丸いところはまるでワニ、しかしその皮膚はイルカのようななめらかさで、ワニに見られる固い皮や骨を持ったウロコは存在しないという。
漁師は遭遇した場所について、東シナ海の沖合で浙江省東端に位置する舟山市の「普陀山」という島から近いことを説明。「歯は大きく鼻がきわめて長く、しかしヒレはありません。そんな生き物を見たのは初めてです」と話すなど驚きを隠せないもようだ。
野生生物雑誌『Bo Wu』の編集者はこの件に関し、「ワニにも似た長い鼻を持っていることから、アカボウクジラ科オウギハクジラ(beaked whales/Ziphiidae)属の一種ではないか」との見解を述べている。極めて珍しいとされるものの、絶滅危惧種のリストにはないという。現在、微博(ウェイボー/weibo)では多くのユーザーがこの話題に関心を示しているもようだ。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)