宝くじの当選者の中には、大金を手にしたことで人生が狂ってしまったという人もいるようだ。このほどイギリスでトランスジェンダーの女性が宝くじに当選し、5億円超を手に入れたものの1年半後に急死してしまったという。『Mirror』などが伝えている。
英キングストン・アポン・ハル市で25年間以上もタクシー運転手をしていたメリッサ・エドさん(Melissa Ede、58)は、2017年12月30日に10ポンド(約1,400円)のスクラッチカード宝くじを購入して、見事400万ポンド(約5億6,500万円)を当選し、人生が一変することとなった。
これによりメリッサさんはタクシー運転手の仕事を辞め、かねてより交際していたレイチェル・ネイソンさん(Rachel Nason、38)と2人で暮らすため45万ポンド(約6,360万円)の新居を購入した。またメリッサさんはトランスジェンダーの当選者ということもあり、イギリスのテレビ番組やメディアに度々登場することもあった。
そして当選後、メリッサさんは疎遠になっていた当時19歳、29歳、30歳、39歳の4人の子供達に会いたいと思うようになった。実はメリッサさんは、自分が男性から女性として人生を歩む決意をしたことで子供達と仲たがいするようになり、遂には疎遠になっていたのだ。また末娘の19歳のエミリーさんは、DNA検査によりメリッサさんとは血が繋がっていないことが判明した。
メリッサさんは会いたい気持ちとは裏腹に、