宝くじで大金を獲得したとなれば、疎遠だった友人や家族らが突然親しくアプローチしてくるということも珍しくはない。このほどカリブ諸島のジャマイカで日本円にして1億円超の宝くじに当選した男性が、メディアで自分の姿が晒されるのを防ぐためホラー映画『スクリーム』のマスクを被って賞金の受け取りに現れた。『Loop News』『CBS New York』『Mirror』などが伝えている。
ジャマイカで行われた5つの数字を選んでマッチさせる宝くじ「Super Lotto(スーパー・ロト)」で、ある男性が見事1億5,840万ジャマイカドル(約1億3,000万円)を獲得した。
当選したことを知った男性は、浴室へ駆け込み「当たった! 当たった!」と歓喜の声をあげたが、喜び以上にショックも大きかったのだろう、その後すぐに病気になってしまったという。男性は「これは現実なのかと思った。当選したことでナーバスにもなって、3日間いろんなことを考えて頭痛がし、2週間は腹痛に悩まされた。宝くじに当選したことも忘れるぐらいだった」と話している。
この宝くじの受け取り期限が90日後に迫っていたことから、運営会社「Supreme Ventures Ltd(スプリーム・ベンチャーズ・リミテッド)」はメディアを通して当選者は早く名乗り出るように呼びかけていたが、男性が小切手を受け取りにやってきたのは当選から54日後の2月5日だった。
男性は宝くじに当選したことを誰にも知られたくないということで、