銀行口座を持っていないのに、デビットカードを使って宝くじを購入した2人組が約6億円の当選を果たした。しかし強盗や窃盗の前科・前歴がある2人は、宝くじ運営会社から「盗んだカードで購入したのでは?」と疑いをかけられ、当選金の支払いを拒否されている。『The Sun』『Metro』などが伝えた。
英グレーター・マンチェスターのボルトンに住むマーク・グッドラム(36)とジョン=ロス・ワトソン(31)は先月22日、英ロンドン南西のクラパムにある店で宝くじ「スクラッチカード」を購入した。その後、なんと400万ポンド(約6億円)に当選したことを知った2人は、国営宝くじを運営する「キャメロット社(Camelot)」に連絡を取り、当選金の支払いを求めた。
しかし同社は、2人が銀行口座を持っていないのにもかかわらずデビットカードを使って10ポンド(約1450円)の宝くじを購入していたことを突き止め、当選金の支払いを保留とした。2人は当初「宝くじは持っていた小銭で買った」と語ったものの、デビットカードについて質問されると「ジョンという友達が、デビットカードを使って宝くじを購入してくれた」と話を変えていた。しかしジョンの苗字や住所、電話番号について聞かれると口を濁し「ジョンは公に名前を出したくないと言っている。当選が分かった途端に英北部に引っ越した。盗んだカードで宝くじを買った覚えはない」と主張した。
それでも大金が手に入ることを見越してか、