雪国で出会った皆さんがそれぞれ歌ってリレーで合唱する編集になると、素朴ながらしっかり歌う姿にスタジオから「すごいねぇ」と声が漏れ、一緒に口ずさむ県民もいた。
みのもんたはVTRが終っても「たまんないね」と涙声でコメントするのがやっとで、共演者のほとんどは涙腺崩壊して言葉が出ない。なかでも山形県民の渡辺えりはボロ泣きしながら「本当に雪で閉ざされてるんですよ、早く春が来ればいいと思ってて…」と故郷の暮らしを思い出す。
彼女は「最初に雪どけ水の匂いがしてくるの。雪はあるんだけど、どこからか春の匂いが雪の中から匂ってきて。今度は土の中から青い花イヌフグリと福寿草が芽を出してくる…その春が待ち遠しくてずっといる気持ち。皆そういう顔で歌っているのが…もうこんなに泣ける!?」と山形県民のあき竹城や富山県民の柴田理恵と共感し合った。
北国の出身者ばかりではない。高知県民の演歌歌手・三山ひろしは「切実に春を待っているって気持ちが歌に出てます。だからすごく伝わるものがあって、聞いてるとやっぱり心がジーンとあったかくなりますね」と話しており、VTRから雪国の人々の「春」を待つ気持ちが感じられたようだ。
視聴者からは「雪国の爺ちゃん・婆ちゃんが、待ちに待った季節の到来に…やっぱり、春は良いよなぁ。ほっこりする」、「やべえ泣けてきた #秘密のケンミンSHOW」、「秘密のケンミンSHOWの春よ来いのリレーで涙腺が崩壊した」、「ふと思った…春よ、来い(松任谷由実) エモいよこの曲、歌詞もメロディーも」などのツイートが飛び交っている。
画像は『日本クラウン 演歌・歌謡曲《公式》 2019年4月11日付Twitter「三山ひろし、高知県の観光特使でございます」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)