映画『帝一の國』(2017年4月公開)で菅田将暉ほかメインキャスト陣のふんどし姿が話題になった和太鼓シーン、さらに白石麻衣が和太鼓を叩いてスカパラとコラボしたキリン『氷結』のCM「あたらしくいこう 2018 和太鼓」編などに関わっているのが和太鼓グループ彩 -sai-だ。3月20日放送のバラエティ特番『水トク!「その他の人に会ってみた」』(TBS・MBS系)では、この和太鼓グループ彩 -sai-の代表を務める葛西啓之を中心に極貧生活から大逆転するまでのエピソードを取り上げた。
東京大学を卒業して電通に入社というエリートコースを進む葛西啓之には、生涯年収4億6000万円の前途が約束されていた。ところが彼は、大学時代に立ち上げた和太鼓サークルが忘れられず、電通を退社してその生涯年収を捨てた。怒った両親からは勘当されてしまう。
和太鼓の仲間たちとアパートで極貧生活を送り、路上で和太鼓のライブをしている時に地域のおばちゃんから差入れしてもらったレタス1玉がその日の食事ということもあった。
ある時、葛西は一計を案じてメンバー全員にブログを更新するように指示した。「バイト禁止令」まで出して毎日ブログを更新したことで「和太鼓」とネット検索すると「和太鼓グループ彩 -sai-」が上位表示されるようになった。
すると当時放送されていたお昼のバラエティ『笑っていいとも!』のスタッフが検索して、「和太鼓グループ彩 -sai-」を見つけ出演をオファー。彼らはスタジオアルタでタモリを前に『ウキウキWATCHING』を和太鼓や篠笛で演奏したのである。
『水トク!』からインタビューを受けた葛西は、