『笑っていいとも！』木曜レギュラーのベッキーがInstagramで“第8052回　木曜日最終回”と書かれた台本を公開した。いよいよ番組の終了を実感させるその画像に読者から「『いいとも！』終わるのさみしい～」という感想が寄せられている。それとともに「ベッキーのサプライズセットすごく可愛かったです！　タモリさんと番組への愛を感じました」といったコメントも見受けられる。実は彼女、木曜日の朝2時から夜を徹してスタジオアルタのセットを作ったのだ。

ベッキーが『ベッキー becky_dayo Instagram』で3月27日にスタジオアルタで『笑っていいとも！』のステージを撮った1枚を公開している。「ふうー。ちょいと休憩！　まだまだいくよ！」と彼女はコメントしており、おそらく朝方ではないだろうか。

この日、正午からの生放送で企画された“タモリさん！　最後に驚かしちゃっていいかな？　SP”では、木曜レギュラーが各自でタモリへ感謝の気持ちを込めた恩返しサプライズを披露した。

お笑いコンビ・ピースは、屋外で綾部祐二が四角い箱に入り、瞬間移動してスタジオの観覧席から姿を現すというイリュージョンに挑戦。山崎弘也は和太鼓で『いいとも！』のオープニングテーマをプロの太鼓集団と合奏。もっとも、ザキヤマ自身は最後に少し叩いただけだったが。

また、笑福亭鶴瓶はタモリからいつも一重で視野が狭いと言われるから「二重まぶた」に変身して「恩返しや」と言い張った。メイクさんがアイプチを使っても二重にならない「頑固な一重」だという。

そんな中で、ベッキーのサプライズにはタモリも目を見張った。彼女は「私は何もしません。もうサプライズしてるんです」とステージのセットを自分で手作りしたことを明かしたのだ。

彼女は「昨日の夜、仕事が終わってからアルタに入って泊まりこみで作った、恩返し手作りセットです」「とにかく、ありがとうの気持ちを伝えたいと思って作りました」と改めて披露した。

ベッキーは深夜2時にアルタに入り、それからセットのデザイン、ペンキ塗り、組み立て、電飾そしてメインとなるタモリのイラストなどを作った。スタッフも手伝ったが、自ら「トンカチを持って作りました」という。ようやく完成したのは朝の8時で、それからアルタの楽屋で仮眠をとりほとんど寝ないままで本番に臨んでいる。

そんな話を聞いて笑福亭鶴瓶が「よう頑張ったな！」と感心しながら「30数年間もスタッフはこれをずっとやってきたんや」と感慨深くセットを眺めると、ベッキーも「スタッフさんの大変さもすごくわかりました」と頷いた。

タモリも「いや～、見たことがない…普段より、タッチが違うからね！」と不思議に思ったことを明かして、改めてセットの作りに感激すると「ありがとうございます」とベッキーに頭を下げた。

ベッキーが公開したスタジオの写真は、まだタモリのイラストが飾られていない状態だ。放送を見たファンはその完成した風景を知っているだけに「ベッキーのサプライズ本当素敵でした。タモリさんや木曜日レギュラーさんの似顔絵、凄かったです。感動をありがとうございます」、「あのセットすごかったです。感動しました。デザインも。思っていた以上にベッキーがいい人すぎて…」と彼女の気持ちに共感している。

さらに彼女はエンディングでタモリから“森田一義アワード”に選ばれて金のタモさん人形を贈られると、「もう1個プレゼントがあります」と『森田一義』のネームをキラキラにデコレーションしたマイクカバーをプレゼントしている。「マイクカバーもキラキラでベッキーらしさが出ていました、可愛い」、「ベッキーは本当に優しい。タモリさんにも、確実にベッキーの想いが伝わったね」とファンも称賛していた。

※画像は『ベッキー becky_dayo Instagram』のスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）