「貧困なので今後3人の子供を育てていくことに不安はありますが、3人の子宝に恵まれた事実には大きな喜びを感じています」と語っている。アリファさんの夫は、月収が6,000タカ（約7,900円）以下だそうだが「3人が健康に生まれてくれたのは、アラーの神の奇跡です。これからも頑張って働いて、子育てに励みます」と喜びを露わにしている。

『BBC News』によると、シンガポールの婦人科医クリストファー・Ng医師は「完全重複子宮はさほど珍しくはない」と述べたうえで、「通常は事前の超音波検査やスキャン検査で子宮が2つあることは明らかになりますが、この夫婦は住んでいた場所も田舎ということで、施設の整っていない病院であれば検査ができなかったのかもしれません。アリファさんの場合は、3つの卵子が排卵し、同時に妊娠可能な時期に受精したため、このような結果になった可能性が高いでしょう」と話しているという。

画像は『London Evening Standard　2019年3月28日付「Woman gives birth to twins one month after having premature baby boy」（Shutterstock）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　エリス鈴子）