トルコからなんとも痛ましい事故のニュースが届いた。アタマジラミに悩んでいた少女が、友人からのアドバイスを受けて灯油で洗髪し、石油ストーブに触れて大火傷を負ったのだ。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。
トルコ東部のエルジンジャン県に住む16歳のギョズデ・Kさんは、以前からアタマジラミに悩まされていた。
そんな時、学校の友人から「アタマジラミには引火性の高い液体が一番よく効く」と言われたギョズデさんは、悩みを解決したい一心で自宅にある石油ストーブの灯油を使って洗髪した。
しかし髪がストーブに触れたことから、ギョズデさんの全身が炎に包まれた。悲鳴を聞き、浴室に駆けつけた父のエルダールさんは、火だるまになった娘の体から火を消そうと必死にタオルで鎮火し、その後すぐに緊急サービスへ電話した。
「Ataturk University Yakutiye Research Hospital(アタテュルク大学ヤクティエ研究病院)」の火傷治療専門病棟に搬送されたギョズデさんは、治療のためにICU(緊急治療室)へ入れられ、現在も治療中とのことだが、全身を包帯に巻かれてベッドに横たわる姿が痛々しい。またエルダールさん自身も炎を消し止める最中、手に火傷を負い、同病院で治療を受けた。エルダールさんはその後、