ミーナさんの驚きは大きかった。ミーナさんはTwitterに「高校時代のいじめっ子が、本音で謝罪のメッセージを送って来ました。2019年はこういうことが必要だよね」と綴っている。

この謝罪メッセージはミーナさんにとって高校時代の嫌な思い出が蘇るきっかけとなってしまったようだが、同時にこのいじめっ子が自分の犯したことについて心を痛め続けていることを感じ取ったという。

ミーナさんのツイートは多くの人の心を温かくしたようで、「これは本当に幸せな気持ちにさせてくれる」「人は変わることができるってことだね」というコメントが届いたほか、「実は私も同じようなことがあった。それについていろいろ考えたけど、あなたの投稿を見て気持ちが晴れたわ。ありがとう」と自身の経験に重ね合わせる者もいた。

ミーナさんはメディアのインタビューでこのような言葉を残している。

「人は様々な経験をしながら自分の行いや言葉が他人を傷つけることに気づくんだ。少しずつ成長することで、自分の犯した間違いを認め、謝罪できるようになる。そしてゆっくりとだけど、人に対してより優しくなっていくことを僕は目の当たりにしたんだ。」

画像は『Mina Gerges　2018年12月29日付Twitter「My highschool bully just messaged me to apologize and tbh this is the kind of energy I need in 2019」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　MasumiMaher）