いじめは日本だけでなく世界中で起きている大きな社会問題だ。いじめを受けた者は心に一生の傷を負うこともある。しかしいじめっ子だった者も、大人になってから後悔の念が消えないという場合もあるようだ。このほどカナダから、高校時代のいじめっ子から謝罪のメッセージを受け取った男性の話題が届いた。『Mirror』などが伝えている。
年の瀬も迫った先月29日のこと、カナダのトロントに住むミーナ・ジャジェスさん(Mina Gerges、24)がTwitterに投稿した内容が人々の心を温かくした。そこにはミーナさんが、ある者から受け取ったメッセージをスクリーンショットにして公開されていた。
「やあ元気? 実は君に謝りたいことがあるんだ。高校時代に君に対して酷いことをしてしまった。それは僕の心に重くのしかかったままなんだ。すべてが上手くいってることを願ってるよ。それじゃ!」
それは高校時代にミーナさんに対していじめをしかけていた相手からだった。ミーナさんはエジプト生まれで、アラブ首長国連邦のアブダビで育った。その後、12歳の時にカナダに移住したという。当時、体重や言葉のアクセントの違いに加え、アートや演劇が趣味だったことから「男らしくない」といじめられたそうだ。
それから8年を経て、当時のことを悔やんで謝罪のメッセージを送って来たいじめっ子の男性に、