涼しい声で流暢なアナウンスが流れはじめる。
「皆さま お気づきのように 杉谷選手がバッティング練習を行っております。これがホンモノの杉谷選手です。昨日はスタジアムがどよめくホームラン 案外普通のヒーローインタビュー これまでかたくなにその実力を隠し続けた杉谷選手が昨日はベールを脱ぎました まぶしすぎる輝きに どうぞ皆さまご注意ください」と少しイジって笑わせる内容だ。
杉谷選手が4、5年前に西武ドームでの最終戦に出られなかった時、ウグイス嬢に「地元の友だちがたくさん来てくれているので、練習の時に一言二言添えて頂けないですか」と頼んだのをきっかけに始まり「毎年毎年、だんだんバージョンアップしてる」らしい。
ホームチームの山川穂高選手(西武ライオンズ)は「杉谷さんがレフトに行ったり、シートノックに入ったりしたら、もう大歓声で! ライオンズファンからですよ!」と話しており、西武ドームの名物となっているようだ。
他にも選手たちの様々な「珍プレー好プレー」が紹介された後、審査委員長・みのもんたから「2018年珍プレー大賞は“杉谷、ウグイス嬢にイジられる”のあのウグイス嬢です」と発表された。
スタジオがざわつき、杉谷選手が呆気にとられるなか「杉谷さんじゃないんですか?」との声に、審査員の大魔神・佐々木主浩が「ウグイス嬢です!」と念を押した。
オンエア後に、埼玉西武ライオンズ公式Twitterアカウントで「球団職員の鈴木あずささんが、なんとフジテレビ『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2018』珍プレー大賞に輝きました!」と動画を投稿している。
鈴木さんは「まさかこのような素晴らしいタイトルをいただけるとは、プロ野球にたずさわる人間としてはとても光栄に思います。これからも、野球をさらに好きになっていただけるように魂を込めてアナウンスしていきたいと思います」とコメントしており、杉谷選手へのアナウンスもますます熱が入りそうだ。
球団職員の鈴木あずささんが、なんとフジテレビ『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2018』珍プレー大賞に輝きました!球場に足を運んでくださる皆さんに楽しい時間を過ごしていただけるよう今後もスタッフ一同精進していきます。鈴木さん、改めておめでとうございます!#seibulions #NPB pic.twitter.com/6kntk1tiHS
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2018年12月8日
画像は『フジテレビ野球 2018年11月30日付Twitter「12月8日夜9時放送「中居正広の珍プレー好プレー大賞2018」から」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)