ちょうどキャロラインさんがアイルランドにいる彼女の母親とFaceTimeで話しており、夫から話を聞いたキャロラインさんは涙を流し始め、それを見たオーウェンさん自身も泣き出すと、キャロラインさんの母親もまたカメラの向こうで涙した。オーウェンさんはケンさんのことをこのように語っている。
「ケンさんは、娘が生まれてから毎年クリスマスにプレゼントをくれました。最初のプレゼントはとても可愛いぬいぐるみでした。彼は娘を本当にかわいがってくれたのです。それにしても今回、彼は本当に驚かせてくれました。きっと自分が亡くなるまでにと思って前もって準備していたか、たまたま娘が気に入りそうなものを見かけて買ってくれていたのか…。ケンさんは本当にいい人でした。私と妻はこれからの14年間、娘と一緒にケンさんからのプレゼントを開けて、家族で素敵なクリスマスを過ごしていきます。」
オーウェンさんは14個のプレゼントのうち1つを開けたが、中身はトミー・ウンゲラー著『Christmas Eve at the Mellops(メロップス一家のクリスマス・イヴ)』という絵本だった。残りのプレゼントの中身は想像もつかないと話す。しかし、ケンさんは間違いなく14個のクリスマスプレゼントを用意してくれており、カーディーちゃんが16歳になるまで毎年1つずつ開けていくことになりそうだ。オーウェンさんはこの感動と喜びを自身のTwitterに投稿した。
すると、多くのユーザーらもまたケンさんの思いやりに感動したようで、「なんて美しいの」「泣けた」「カーディーちゃんが成長したら、きっとお金では買えないものの大切さを学ぶだろうね。そういう意味でもケンさんは素晴らしいギフトを与えたんだね」といったコメントがたくさん寄せられた。そしてこのニュースを知った人からも、「心が温まるとてもいい話だわ」「ケンさんの人柄がよくわかるね」「カーディーちゃんはきっとこの先もケンさんに天国から見守ってもらえるよ」「たった2年だったけど、カーディーちゃんもこんな素敵なケンさんと人生で出会えて良かったよね」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年12月18日付「Dying man leaves 14 years of Christmas presents for neighbour’s little girl」(Image: WALES NEWS SERVICE)』『Owen Williams 2018年12月18日付Twitter「We opened one. We couldn’t resist.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)