仕事を退職して隠居生活を送っていた男性にとって、近所に住む小さな女児の成長が何より楽しみだったのだろう。このほどその男性が、女児の一家に思いもよらない素敵なプレゼントを残した。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。
英ウェールズ南部ベール・オブ・グラモーガンのバリーに住んでいた元深海ダイバーのケン・ワトソンさん(87歳)は、今年10月にこの世を去った。
ケンさんは「この子の成長を見続けたいから、私は100歳まで生きる」と近所の人たちにも話すほど、隣に住むオーウェンさん(40歳)とキャロライン・ウィリアムズさん夫妻の娘カーディーちゃん(2歳)を可愛がっていた。
ケンさんが他界して2か月ほど経った12月10日の夜、ケンさんの娘ジェニーさんがウィリアムズ夫妻の自宅を訪ねて来た。オーウェンさんは、ジェニーさんが持っている大きなプラスチックの袋を見て「中にゴミでも入っていて捨ててくれって頼むのかな」などと思ったという。しかしその中身は1つずつ丁寧に、そして奇麗にラッピングされたプレゼントで、ジェニーさんはこれらのプレゼントが入った袋をケンさんの自宅で見つけたことを話した。
「なんと、中身はカーディーへの向こう14年分のクリスマスプレゼントだったのです。もう本当に驚きました。こんなことをしてもらえるなんて全く想像していませんでしたから。私とジェニーさんは玄関口で少し話して、ケンさんの思い出に浸り涙が湧き上がってきました。なんだかクリスマス映画のようだと思いました。」
オーウェンさんが家の中にそのプレゼントを持って入ると、