小泉は「ムロさんと話しますけど、互いに40代になっちゃいましたからね。30代で結婚できるかなと思っていたけど。(結婚相手は)あきらめた頃にボンと現れるんじゃないですか? 何か求めなくなったときに出会いがあるのかもしれないですね」と予想しながら「独身最高なんで、もうしばらく謳歌させていただきます」と笑顔で爽やかに宣言した。
さらに「充実した30代を過ごしました。本当に仕事と人の出会いには恵まれた人生で、仕事に関してはやり残したことないですね」と言い切った小泉は、今後チャレンジしたいことについて「仕事が毎回チャレンジで、客観的にみたらバカバカしいことを真面目にやるわけじゃないですか。仕事以上に刺激があるものは、僕はないと思っているので。飽きもこないし夢中になれることを仕事にできた。情熱をずっと持ち続けられたらなと思います」と力を込めた。俳優として大切にしていることは「人間が演じているので、僕自身の心というのは大事にしています。一人の小泉孝太郎という人間として、平常心を持って現場にいられるように心がけています」と信条を明かし、「(芝居の)一瞬のために何十時間何か月もかけてやっているので、(観た人が)喜んでくださったり、『あの作品を観て良かった』とそういう声を聞いたとき」が喜びだという。そんな役者人生を邁進している小泉は、CMにちなんで「ロボットにして欲しいこと」を聞かれると「台本を(ロボットに)埋め込んで、セリフ合わせをやってくれたら最高ですね。ロボットならどう演じるんだろう? そんなときが来てもおかしくないかもしれないですね」と期待していた。
また元総理大臣の父親・小泉純一郎氏に話し方が年々似てきたことを指摘されると、「皆さんもそうですよ。父親に似てきますよね」と報道陣に同意を求めた小泉は「DNAには逆らえないですよ」と明るく笑ってみせた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)