現地時間7日にカリフォルニア州サウザンドオークスのバー「Borderline」で銃乱射事件が発生、12人が死亡する悲劇となった。アメリカで銃規制を求める声が大きくなるなか、俳優アシュトン・カッチャー(40)が今年2月に今回の事件現場でまさに誕生日会を行っていたことを明かし、銃規制の重要性を訴えている。
先月末のペンシルベニア州ピッツバーグのユダヤ教礼拝所シナゴーグでの銃乱射事件に続き、現地時間7日にロサンゼルス近郊のサウザンドオークスでも銃乱射事件が発生した。サウザンドオークスは比較的治安の良いエリアであっただけに、今回の事件が地元住民に与えたショックは大きい。ブリトニー・スピアーズらセレブたちも被害者に祈りを捧げていた。
そんななか、アシュトン・カッチャーが今年2月に妻で女優のミラ・クニスが事件現場となった「Borderline」で誕生日会を開催したことを明かした。アシュトンは現地時間8日にツイッターで「妻がBorderlineで今年、僕の誕生日会を開いてくれた。僕たちが今、生きている理由はたった1つ。犯人が別の日の夜を選んだからだ。僕の心は被害者とともにある。もう一度言うよ…。銃の改革を今すぐに! 政治家は銃の支持団体からの寄付金をもらうのはやめて、人々を守るべきだ!」と訴えた。
さらにアシュトン・カッチャーはドナルド・トランプ大統領の娘イヴァンカ・トランプ氏に向けても「君の義理の弟(ジョシュア・クシュナー氏)も誕生日パーティーにいたよ。彼だって犠牲者になり得たんだ。あなたがシナゴーグに行った時に、あなたも犠牲になる可能性がある! 父親(ドナルド・トランプ大統領)と話してくれ! お父さんに懇願してくれ。これをあなたのレガシーにしよう。銃の改革を今すぐに!」と必死に呼びかけた。
アシュトン・カッチャーの銃改革を求めるツイートは14回にも及び、