次のように明かしている。
「このペンギンの囲いは最もコストをかけ、夏休み前に向けてペンギン達をお披露目したいと思っていました。しかし思わぬ災難が発生したのです。ペンギンが鳥マラリアに感染して死亡するペンギン・マラリアのせいで私たちは3カップルのペンギンを入手することが出来なくなったのです。」
「それで代わりに、いろいろな種類のペンギンの実物サイズの模型を設置することになったのです。これによって少なくとも来園客に、どんな種類のペンギンがいるのかを伝えることができると思いました。またこの状況に至った理由を記載した看板を設置していますが、みなさんのガッカリする様子に私達もどうすることもできなくて残念な思いです。」
「ここ数年、イギリスを襲ったペンギン・マラリアで多くの動物園がペンギンを失いました。大きな動物園のほとんどは、余剰リストや他の動物園の血統登録台帳の記録をもとにペンギンを補充してもらっているようです。」
「しかしながら私達のような小さな動物園は、ペンギンの補充を要望する順番リストでは下のほうに載っている状態です。ペンギンが子作りをするのは年に一度です。そのためイギリス、ヨーロッパでペンギンの数が増えるまで私達は待たなければなりません。」
スコットさんはこの問題について「年明けまで解消されることはない」と見込んでおり、クリスマスには園内のスタッフにペンギン・コスチュームを着用させる予定とのことだ。
画像は『The Sun 2018年10月2日付「ZOO MUST BE KIDDING There’s something wrong with this penguin enclosure – can you see what it is?」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)