今や犬猫だけでなくハムスターや豚、七面鳥にアルパカ、さらにはクジャクまで多くの動物がセラピーアニマルと称されているが、このほど英オックスフォードシャー州でペンギンがセラピーアニマルとして介護施設を訪れたという。英メディア『real fix』『Oxford Mail』などが伝えている。
4月26日、オックスフォードシャー州バンプトンにある認知症介護施設「Rosebank Care Home(ローズバンク・ケアホーム)」に、とても可愛らしい訪問者があった。施設スタッフが同州チッピング・ノートンにあるヘイスロップ動物園の協力を得て、特別に飼育された2羽のペンギンを“セラピーアニマル”として迎え入れたのである。
ヨチヨチと歩くキュートなペンギンを抱っこしたり撫でたりできた入居者や来訪した家族らは大喜びで、施設内は多くの笑顔で満たされた。こうしたイベントは同施設では初めての試みであり、またペンギンをセラピーアニマルとして迎えた介護施設としても初めてとなった。施設のオーナー、ジェーン・ロバーツさんはこのように話している。
「施設には多くの家族が入居者に会いに来られるので、みんながペンギンと触れ合える場を持てたことを嬉しく思っています。認知症の患者たちはペンギンを見て、素晴らしい反応をしてくれました。ペンギンは本当に可愛くて、膝の上にちょこんと乗る姿がとても愛らしいのです。2羽のペンギンは多くの喜びと笑いを届けてくれました。私たちは特別認知症介護施設として、入居者に様々な経験をしてもらうため常に革新的な方法を求めています。このようなイベントを行うことで認知症の患者たちに楽しみや目的意識を持つようになってほしいと思っています。」
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