ロイヤルツアー第9日目を迎えた現地時間24日も、引き続きフィジー共和国に滞在中の英ヘンリー王子とメーガン妃夫妻。この日はツアーで初となるスピーチを披露したメーガン妃に多くの注目が集まった。
フィジー共和国を訪問中のメーガン妃が現地時間24日、同国のサウスパシフィック大学(University of the South Pacific)にて、ロイヤルツアー初となるスピーチを披露した。
大学生らに向け、教育を受けることの大切さやフェミニズムについて語ったメーガン妃。自身は「Midwest Ivy(中西部のアイビー校)」と名高い米イリノイ州の名門私立大学、ノースウェスタン大学を卒業しており、マークル家始まって以来の大学卒業者になった。そんな妃のスピーチは、このような言葉とともに始まった。
「合格通知を手にした喜び、深夜まで勉強して臨んだ数々の試験、生涯の友となる同窓生との出会い、そして卒業証書を受け取る瞬間―大学に通うことのプライドや胸の高鳴りは、私自身も身を持って経験しました。」
「大学教育は今後の人生に大きなインパクトを与える素晴らしいものであり、極めて重要な道のりです。しかしそれと同時に世界中の多くの人々にとって大学進学は経済的困難を極めることでもあり、それは私の場合においても同じでした。」
メーガン妃は奨学金や資金援助プログラムを利用したこと、またキャンパスでのアルバイト代をすべて大学の授業料にあてていたことなどを明かしたうえで、大学生活はそこまでする価値のある、間違いなく素晴らしい経験だったと語った。
「誰もが自分の望む教育を受ける機会を与えられるべきですが、それ以上に大切なのは、すべての人々が教育を受ける権利を与えられるべきだということです。開発途上国の少女や女性にとって、これは大変重要なことです」と述べ、若い少女らが教育という“成功に必要なツール”を与えられることで、彼女たちだけでなくその周りの人々にも素晴らしい未来を創りあげることができると熱弁、経済的、社会的発展を目指すうえで人々が教育のチャンスを与えられることは必須だと主張した。
そしてこの日、