「また王室の掟を破っている」「いつまでも庶民感覚が抜けきらない偽プリンセス」など王室メンバーらしからぬ姿を批判する声、そして「たかが車の扉を閉めたくらいで…」といった冷ややかな意見が入り混じり、妃の初単独公務は格好の話題を提供したかたちとなってしまった。
ちなみに『The Washington Post』王室評論家リチャード・フィッツジェラルド氏によれば、ロイヤルメンバーが一般人とセルフィーを撮影したりサインに応じるのはご法度とされるが、メーガン妃の今回の行動は英王室の掟を破るものではないとのこと。「メーガン妃は自分なりのお考えをお持ちなのです。自身で容易くできることは(それがたとえ異例に映ったとしても)自然にこなしてしまうのでしょう」と妃の行動を分析している。
またメーガン妃は夫ヘンリー王子やウィリアム王子・キャサリン妃夫妻とともに、このような“小さな革命”を原動力に、21世紀の王室を担っていく役目があると指摘、人々が真に注目すべきは車の扉ではなく、ヤングロイヤルらが今後導いていく“未来への扉”であるべきだと指摘した。
先日は自身が携わったとされる『Together: Our Community Cookbook』のローンチパーティにて、原稿なしで堂々のスピーチを行ったメーガン妃。聴衆に「世の中を変えてくれそうな予感がする」と感じさせるカリスマ性を兼ね備えた妃は、王室入りからわずか4か月ながら期待以上の存在感を見せ、英国そして世界中に新たな風を吹き込んでいるようだ。
Video: #duchessofsussex arrives at the RA. A princess who still takes the time to shut her car door. Well done Meghan! pic.twitter.com/kJZXctr8AH
— Emily Andrews (@byEmilyAndrews) 2018年9月25日
画像は『Kensington Palace 2018年9月25日付Twitter「The Duchess of Sussex arrives at the @royalacademy for the opening of a new exhibition, Oceania.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)