裁判にて聞き取り辛いような仕草を見せており、弁護人に「もっと大きな声で言って」と繰り返し頼む姿も見られたようだ。事故では幸いにも他人が巻き込まれることがなく、自身の車と街頭設置物を破損したのみだったことから、ブレンダ・ピアース判事は14か月の免許取り消しと319ポンド(約47,000円)の裁判所費用支払いを命じただけに留まった。しかしポーリーンは「取り消し命令の期限が終わっても免許の申請はせず、もう車を運転しない」と判事に伝えた。
ポーリーンは91歳で有罪判決を受けた飲酒運転者として、英国内で最高齢ではないかとされている。これまでは、2013年にサフォークで逮捕された男性運転手デイビッド・バイが88歳、2014年に有罪判決を受けた女性運転手ベティー・ティーグが85歳でそれぞれ国内で最高齢の飲酒ドライバーと言われていた。
このニュースを知った人からは、「76年も無事故だったなんて本当に運が良かったんだね。でもここにきて飲酒運転なんて…もう高齢だから運転しないほうがいいよ」「実はこれまでも飲酒運転をしていたけど、運よく捕まっていなかったんじゃないかな」「車の保険会社も、こんな高齢者との契約に何も言わないのかな」「年齢関係なく、飲酒運転する奴は身勝手で愚か者だ」「これだけ高齢になると感覚も鈍くなって支障をきたすことが多いから、高齢者はやっぱり運転禁止にすべきだと思う」「運転免許切り替え時にもひっかかってないってことよね。こんな年まで運転を許可させるのって怖い」「14か月後、運転したい気分にならないことを祈る」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年7月9日付「Pensioner, 91, becomes Britain’s ‘oldest drink driver’ after crashing high-spec Audi A3 into lamppost」(Image: Eastnews Press Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)