トーマスさん:私がドリアに同伴できればよかったのですが。娘の婚約報道後、“マークル姓”を名乗る人間が突然60人近く現れるなど、家族関係はとても複雑なものになってしまいました。娘が両親以外誰も招待しなかったのは正解でした。招待されない人間がいれば、後々揉めていたでしょうから。メーガンが代わりに『SUITS/スーツ』の仲間を招待したことは、賢明な判断だったと思います。彼らは娘にとって、7年という月日を共に過ごしたもう一つの家族ですからね。
―ドリアさんとは今も良好な関係を保っていられるようですね。
トーマスさん:毎年母の日には花を贈っています。
―メーガンさんを知らない人たちに、あなたの娘はどんな人物だと世の中の人々に伝えたいですか?
トーマスさん:適応力があり、人を思いやる心の持ち主、そして常に自分よりも他人を優先する人間です。
―挙式の後、最初に話したのはいつでしたか?
トーマスさん:挙式の翌日か翌々日だったと思います。「私を訪ねて来なくてもいいから、2人のプライベートの時間を大切にしてハネムーンにでも行きなさい」と伝えました。
―ヘンリー王子と会う予定はありますか? あるとしたらいつ頃でしょう?
トーマスさん:ロンドンに行く日を今から心待ちにしています。忙しい2人ですから、予定を調整する必要があるかと思います。子供の頃から崇拝しているエリザベス女王にも、ぜひお会いしたいですね。
―バイレイシャルの米国人が英王室へ嫁ぐというのは実に歴史的なことでしたが、それについてはどうお考えですか?
トーマスさん:歴史的というよりは、私はとっくにそういうことが常識になっていてもいいくらいだと考えています。英国も開かれた王室を目指して、理解を示してきていると思います。
―お孫さんの予定は? 何人くらいほしいですか?
トーマスさん:メーガンはずっと子供を欲しがっていますが、それは2人で決めることです。
―ケンジントン宮殿にコウノトリはやって来ましたかね?
トーマスさん:まだじゃないですか? でもそのうちすぐだと思います。
「2人が幸せに素晴らしい人生を歩んでくれれば、そして美しい子供たちに囲まれて世の中のためになることをしてくれたら」と最後に娘の幸せを願ったトーマスさん。静かな余生を過ごしていたところに、娘が英王室のプリンスと結婚。まるで映画のようなストーリーに突如巻き込まれてしまったトーマスさんを気の毒に思う声は多かったが、今回の独占インタビューによって、彼が胸のうちに秘めていた思いを世界の人々と少しだけ共有できたことだろう。
画像は『Good Morning Britain 2018年6月18日付Twitter「WORLD EXCLUSIVE: ‘Daddy, I have a new boyfriend’ – Thomas Markle talks about his daughter’s romance with Prince Harry」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)