ロシアでこのほど臓器売買のために我が子を売りに出したとしてある母親が非難され、闇業者に向けたオンライン広告に写る母子の姿は多くの人に衝撃を与えた。しかし当の母親は、この件にまったく身に覚えがないという。『The Sun』などが伝えている。
ロシアのチェリャビンスクに住むリュドミラ・サドゥライヴァさん(Lyudmila Sadryeva、40)は、あるオンライン広告のせいで人々から非難を浴びることとなった。その広告には、リュドミラさんが幼い息子を抱いている写真が載せられていた。
しかも我が子に2,400ポンド(約364,000円)と価格が添えられており、目を疑うような文言が書かれていた。
「臓器提供用に子供を売ります。完全な健康体です。」
後にこの広告を見た人から警察に通報があったため、リュドミラさんは事情聴取を受けたという。しかしリュドミラさん本人は一切身に覚えがなく、とてもショックを受けたそうだ。この広告は、何者かが勝手にリュドミラさんの写真を使用したものだったのである。
このようなことをする人物に、リュドミラさんには一人だけ心当たりがあった。それはかつてルームメイトとして一緒に暮らしていた女性で、彼女とは部屋の掃除について言い争いが絶えなかったという。
リュドミラさんに降りかかった災難は、