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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「ドラッグを買う金が欲しい」 乳児を隣人に売ろうとした20代両親(米)

わが子に対する育児放棄、虐待のニュースがどうしても無くならないこの世の中。アメリカの場合は親のドラッグ依存が関与していることも少なくない。そんな話題がまたひとつ飛びこんできた。ウェストバージニア州で20歳代の男女が…。

ファイエット郡のレイランドでこのほど、生後3か月の赤ん坊を売ったお金でドラッグを購入しようとした母親のアシュリー・ニコル・ハーモン(25)、およびその婚約者ジョナサン・フリント(20)が乳児に対する育児放棄および虐待の容疑などで逮捕された。ウェストバージニア州のメディア『WSAZ-TV』ほかが報じている。

2人は先月28日、隣人のキャロリン・レデンさんに赤ちゃんを500~1000ドルの値で買い取ってもらえないかと申し出た。キャロリンさんは「要らない」と断ったものの赤ちゃんに病気があることがわかり、不憫に思って「買い物に行く」という2人のために赤ちゃんの世話を引き受けた。しかし2人は戻ってこないうえ、赤ちゃんが泣き止まず異様なけいれんがあることから通報。救命救急士はその様子を「ドラッグの禁断症状に似ている」と説明しており、母乳を通じてドラッグを微量摂取していた可能性が否めない。

現在アシュリーとジョナサンの2人は拘置所に収容されているが、それぞれに設定された10万ドルの保釈保証金を支払ってくれる者は現れていないもよう。ドラッグが蔓延する社会で犠牲になるのは常に幼い子供たちといっても過言ではあるまい。現在2人の赤ちゃんは児童家庭局の保護下にあるとして、郡保安官事務所はこの事件を理性も常識も通用しない呆れた親によるショッキングな虐待事件であると嘆いた。

出典:http://wvmetronews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)