1万2000ドル(約130万円)の「2000年モデル(中古)三菱ミラージュ」だったという。それまではきょうだいに頼み込んで車に乗せてもらったり、徒歩や自転車、バスを乗り継いで移動していたアメリカ。「自分の車でロサンゼルスの街を自由に移動できるっていうのは、ものすごく大きなことだったの」と当時を振り返っている。
■キルスティン・ダンスト
昨年1月に俳優のジェシー・プレモンスと婚約、現在は第1子を妊娠中のキルスティン。幼い頃から子役として大活躍してきた彼女は、いわゆる“苦境の下積み時代”というものとは無縁に見える。そんなキルスティンが子役の頃から稼いできたギャラはすべて、大学費用としてしっかり貯金されていたようだ。大人になってからの“大きな買い物”は、母親のために購入した家だと明かしている。「どケチセレブ」と名高いキルスティン、しっかりした金銭感覚は若い頃から身に付いていたようである。
~番外編~
■セリーナ・ウィリアムズ
“テニス界の女王”ことセリーナは、コートでは優勝してトロフィーを獲得することだけに集中しており「これまで賞金のためにプレーしたことは一度もない」と豪語する。そんな彼女の賞金への無頓着ぶりを物語るエピソードがある。それはセリーナが初めて7桁(1億円超)の賞金を手にしたときのこと。特に何を買うでもなく、一銭も手をつけずに全額貯金しようと考えたというが、その貯金方法が破天荒である。なんとセリーナは銀行のドライブスルーでその小切手を預金しようとしたというのだ。1億円超の小切手である。通常全て自動サービスの銀行ドライブスルーだが、そのときばかりは行員から「お客様、こちらは店内にて受付させていただきますので、中にお越しください」と言われてしまったと仰天体験を披露したのであった。
現在は実力が認められ「Aリスト」の仲間入りを果たし、欲しいものはおそらくほぼ何でも買えるだけの財力を備えたセレブたち。並々ならぬ努力を重ねるそのバイタリティーには頭の下がる思いだが、ホンダのハッチバックや三菱ミラージュに乗る彼女たちの姿を想像すると、少し親近感が増すような気がする。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)