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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】「自撮りキング」を自称する男性、撮影は一日200回!(英)

ジュナイドさんは整形手術も行ったことを認めている。

「何年も前の僕はこんな容姿ではなく、もっと自然体だった。でもソーシャルメディアにハマってからは自分を更にアップグレードさせたいという気持ちがあるんだ。注目を浴びるなら整形だって価値あることだと思っているからね。」

ジュナイドさんはこれまでべニアによる審美歯科治療を施し、顎、顎のライン、頬、唇にフィラーを注入、目の下や頭にはボトックス注射をし、眉タトゥーも入れ脂肪冷却施術も行ってきた。週ごとの手入れは欠かせず、自撮りタイムになると鏡の前で入念なメイクも必須だ。自撮りをするまでにたっぷり準備時間を必要とするジュナイドさんに、仲のいい友人らは呆れ気味のようだ。

「『写真ばっかり撮ってないで食事にでも出かけられないの?』と言われるんだけど、『ダメダメ。準備に3時間かかるんだから』って答えるんだ。時々僕の自撮り中毒が、大切な人たちとの間に摩擦を起こしてしまうことはわかってはいるんだけどね。」

自分を美しく見せようと必死になり自撮りにハマるこうした症状は、最近では「Selfitis(セルファイティス)」と呼ばれている。英ノッティンガム・トレント大学とインドのティヤガラージャスクール・オブ・マネジメント(Thiagarajar School of Management)の研究者らによると、1日6回以上の自撮りをしてソーシャルメディアに投稿する人は、慢性的なセルファイティス症状であるという。

自らを「自撮りキング」と称するジュナイドさんは、ソーシャルメディアがどれほどネガティブなものになり得るかということをじゅうぶん理解しているそうだ。

「ソーシャルメディアで見えるものは真実ではないからね。使い方が正しければ楽しいだろうけど、それにどっぷりと人生がはまり込んでしまうのは良くないことだと思う。インスタグラム上の誰かになりたいと思ったりして影響されることは、価値のないことだから。」

このニュースを知った人は「自撮りって結局、ナルシストで自分を見せびらかしたい人がやっていることだからね。彼のような自撮り中毒者を煽るような社会も社会だ」「美しい人というのは、まず中身で判断されることだから。それがわからない人は悲しいよね」「ハンサム過ぎていじめられた? なんか違うような気がするけど…」「彼を見ているとただただ困惑する」といった声があがっている。

画像は『Junaid Ahmed 2017年10月16日Instagram「Smile & watch how the universe works.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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