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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ずさんな豊唇タトゥーで輪郭にグリーンの線 豪女性、海外での施術を後悔

目の前で色素を調合し始めたタトゥーアーティストには一抹の不安を覚えたという。その時の状況をこう話している。

「彼は青と緑とピンクを混ぜながら、『まずは緑色を呈するのですが、最終的にはきれいなブルゴーニュ色(ワインレッド)になりますよ』と私に説明しました。色の調合のことはよく分からないので、私はその言葉を信頼するのみでした。でも一向に変わる気配がない。心配する私に彼は何度も『今にブルゴーニュ色になるから大丈夫』と繰り返すのです。」

「ところが施術から数週間後、グリーンはさらに強くなっていました。それでも私はきっと色味が変わってくると信じ、その日を3か月も待ち続けたのです。私はまるでピエロのよう。グリーンというのは意外にも目立つものなのですね。その上に肌色のメイクを重ねる、あるいは赤い口紅を塗ってみてもグリーンはグリーン。変わることなく主張するのです。」

「見るに見かねた友人が、レーザーを使ったタトゥー除去を勧めてきました。1回につき400ドルもかかる施術を計4回。私はそれを予約するしかありませんでした。もうリップラインへのタトゥーはこりごり。ブルゴーニュ色の口紅を塗ることが一番ですね。」

こうして奇妙なグリーンの線をほぼ消し去ることに成功したバリーさん。レーザー除去手術を行ってくれた形成外科医のフィリップ・ベコー氏は、同メディアの取材に「美容目的のタトゥーで失敗したと言ってうちのクリニックを訪れる患者さんはあとを絶ちません」と語る。豊唇タトゥーは加齢で口元がしぼんできたからと訴える女性が特に多く、しかし仕上がりに満足する者はそう多くはないとのこと。不満を訴えるのは上唇の線を高く描き過ぎた、あるいは色の調合がまずいために変な色味を呈するようになったという例が多く、その上に肌色や白のインクで色を重ねてごまかそうとする無責任な施術者もいるため、医師選びには特に注意が必要だそうだ。

画像は『news.com.au 2018年1月27日付「Victorian woman’s nightmare after tattooed lip liner turned green」(Source:Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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