「ひとりが泣くと、もうひとりも泣く」「こっちまで泣けてくるよ」と語ったこともある。彼の場合は、とにかく忍耐力と深い父性愛で難しい時期を乗り越えたようだ。
■P!NK(歌手)
2010年のこと、P!NKはメディアの取材に応じ、威勢よくこう語った。
「親は、(躾のためなら)子どものお尻をぶっ叩くべきよ。ええ、私はそう思うわ。」
しかし翌年ママデビューを果たしたP!NKは、考え方がガラリと変わったもよう。可愛い我が子に手を出すなど考えられなくなったP!NKだが夫は別―その後に応じたインタビューでは、「ぶっ叩くのは旦那だけよ。そうしなきゃ、旦那には話が通じないんだもの」と述べていた。
■ニック・キャノン(俳優・歌手)
マライア・キャリーと結婚し双子をもうけたニックは、マライアとは離婚したものの仲は良好。一時は「復縁も?」と噂されたほどで、育児の協力体制もバッチリだ。しかし意外に厳しいニックは「お尻ペンペンはOK派」。躾について父と母が担う役割は違うと考えているらしく、こう持論を展開している。
「マライアはそんなことをする必要はない。子どもの尻を叩くのは親父である俺の仕事さ。」
■キャンディス・キャメロン・ブレ(女優)
『フラーハウス』で人気のキャンディスは“敬虔なクリスチャン”としても有名だが、「これは黙認できない」という時には容赦なくお尻を叩くという。
「そう、認めにくいけれど事実よ。うちは子ども達のお尻を叩いて躾をするの。でも育児に関する情報の多くは、聖書から得るようにしているの。」
「聖書には、子どもの躾に関してもいくつか書かれている箇所があるのよ。」
■ソランジュ(ビヨンセの妹・歌手)
ソランジュの育児は、3ステップが基本だという。
「そう、子どもがルール違反をしたら、“3ステップ”に従って躾をするの。ステップ1:まずは子どもをしっかり見つめて話すの。ステップ2:それでもダメなら、彼にとって大事なモノを没収よ。そしてステップ3:(ステップ1と2に効果が無ければ、この時点で)お尻を叩くの。でも、こんな躾にしょっちゅう頼る必要なんてないわ。1年に2、3回かしら。その程度で、子どもはちゃんと(ルールを)覚えるものよ。」
「叩いても意味なんてない」「いや、お尻を軽く叩くだけでも躾に効果はある」「叩くなんて虐待に他ならない」と、親の意見は様々だ。しかしほとんどのパパ、ママが子どもを愛し「人の気持ちが分かる子に育ってほしい」「基本的なルールを守れる大人になってほしい」と願い、日々頑張っているのだ。その想いや子供への愛情は、セレブだろうが我々一般人だろうがまったく同じである。ただ最近では「お尻を叩く=NG」との意見も増え、「逆効果であり虐待にあたる」という専門家も増えている。子どもの「心と体の健康」を守りぬくことも、親としての大事な仕事なのだ。
画像は『Madonna 2017年11月16日付Instagram「Fit For. A Queen!! The New Finishing Creme!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)