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writer : maki

【エンタがビタミン♪】日野原重明先生“地下鉄サリン事件”で患者640名を受け入れた真相 佐藤健が感慨「思い続けることが大事」

山中教授は「研究者にとって、本当に有難い言葉」だと噛みしめていた。

“地下鉄サリン事件”にまつわるそのような事実を知った佐藤健は、日野原先生の言葉について「大空襲の時に感じた気持ちを忘れずに持ち続けるのが大事なんだな」と感じ入った。彼は映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(12月16日公開)で主演しているだけに重なるところがあったようだ。

山中教授は感銘を受けた日野原先生の言葉としてあと2つ挙げている。「人生を人のために捧げる」は日野原先生が1970年、58歳の時にヨド号ハイジャック事件に遭遇しながら奇跡的に生還して「僕はあの時、一度死んだのだと思っています…」と残りの人生を他者のために捧げようと誓ったものだ。105歳まで現役にこだわったのもその思いからではないか。

さらに日野原先生はクラーク博士の「ボーイズ ビー アンビシャス」に触れながら「私は感謝に満ちた気持ちで“キープ オン ゴーイング”」と告げた。「キープ オン ゴーイング、前進また前進を私たちは続けなくてはならない」との意味である。

山中教授は最後に「日野原先生が残されたことをどう受け継いでいくかが私たちの課題だと思う」と締めくくった。日野原先生の言葉は医師や科学者だけでなく、あらゆる仕事や日常生活で力となったり救ってくれることだろう。

画像は『映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』 2017年12月15日付Twitter「#ハチハナ 名セリフ」』『日野原重明 2017年1月7日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

日野原重明先生(画像は『日野原重明 2017年1月7日付Facebook』のスクリーンショット)

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