10月2日からスタートするNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』でヒロイン・藤岡てんを演じる女優・葵わかな(19)が17日、オフィシャルブログを更新した。そこで、同日発表された主題歌『明日はどこから』への想いや、同ドラマのテーマでもある『笑い』に関して気付いたことを明かした。
同ドラマは、明治から昭和初期の大阪を舞台に、主人公・藤岡てん(葵わかな)が小さな寄席の経営を夫婦で始め、日本で初めて『笑い』をビジネスにした女性と言われるまでになる姿を描く。吉本興業の創業者・吉本せいをモデルに、大阪を“笑いの都”に変えていく天真爛漫な藤岡てんの17歳から50歳前後までを葵わかなが演じる。その他、藤岡てんの夫役を松坂桃李(28)、父親役を遠藤憲一(56)、母親役を鈴木保奈美(51)、祖母役を竹下景子(63)が務める。
「主題歌」と題して更新されたブログでは、「わろてんかの主題歌を松たか子さんが歌われる事が発表されましたね! 『明日はどこから』という曲です。」と改めて報告した。主題歌発表前に行われたタイトルバックの撮影時で初めて聞いたという葵は「とても素敵な曲なのです 私は、てんちゃん目線で描かれている曲なのでは…と感じたりしてます笑」と紹介した。
そして葵は『笑い』について自身の考えを明かした。「『笑い』がテーマのドラマで、『笑い』を大切にしている役なのに、ちゃんと考えると一体『笑い』って何なんだろう…って思ってたんですよね!」「でも、この3か月撮影してきて、てんちゃんとしているうちに何となーく『あ、こういうことなのかも』とわかった事があるんです。」と自身の変化を認めてから、「てんちゃんが思う『笑い』の先にはいつも人がいるんですよね。」「それは、誰かを笑顔にしたい、笑っていて欲しい、というような事なんですけど。」「自分が笑う事で相手にも笑って欲しい。面白い寄席を作る事で、観ている人に笑って欲しい。笑う事で元気になって欲しい! 楽しくなって欲しい! 辛いことを吹き飛ばすくらい!」と『笑い』と『人』とのつながりに気づいたようだ。