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writer : maki

【エンタがビタミン♪】森泉「自腹購入の4000万円」空き家リフォーム企画に宅地建物取引士が疑問 「建築基準法に抵触しない範疇ですむのか」

番組内では「すでにガンガン風呂場の床や壁を壊していましたし」と前置きしたうえで、「築52年の古家をセレブが住めるような家に改造するのに、建築基準法に抵触しない作業の範疇ですむかどうかは、ちょっと疑問ですね」と指摘する。

またリフォームを進めるうちに、ネズミの穴や雨漏りの跡、雨どいの詰まり、シロアリ被害の疑いなどの問題点が続々と明らかになってきている。これらの重要情報を不動産業者が介在していて、購入者である森泉に知らせていなかったとは「一般的には考えにくい」としながらも、「知っていながら黙っていたとすれば、まさしく悪質な業者ということになり、損害賠償対象となるような状況です」と警鐘を鳴らしている。

一方で、少子高齢化が進み、空き家問題が深刻化する状況下で今回のような企画は「有益な試み」であり「『再建築不可物件』に焦点を当てることも発想としては悪くないでしょう」と早坂氏は一定の評価を見せている。しかし再建築不可になるには前述のようにそれなりの理由があり、そのような物件であっても「リフォームして住もう」というのは「本末転倒です」と断言する。

番組制作側としても当然様々な点を熟考した上での企画であろうが、早坂氏の見立てはかなり手厳しい。確かに今回の放送を見る限り、ネズミの侵入やシロアリの被害、雨漏りによる老朽化などリフォームは前途多難を思わせるものだった。果たして森泉はリフォームに成功して無事ペット10種類、20匹以上と引っ越してくることができるのか成り行きに注目したい。

参照:『不動産流通システム・REDS』
「『ボンビーガール』森泉が買った中古戸建てが大問題に!?―不動産のプロが解説」(2017年8月5日付)https://www.reds.co.jp/real/p15138/?utm_source=02fbcpc&utm_medium=02fbcpc&utm_campaign=02r2cpc
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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