木瀬部屋に所属する宇良関(宇良和輝)が6月22日に25回目の誕生日を迎えた。『日本相撲協会公式(sumokyokai)ツイッター』で彼の雄姿とともに投稿した<誕生日ツイート>には、「25歳おめでとうございます。さすが人気投票西の横綱かっこいいですね、山響部屋の土俵入りも、かっこ良かったです」「かわいさ変わらず」「うらあああ!」といったコメントが寄せられている。
“若貴ブーム”を超えると言われる昨今の大相撲人気のなか、6月20日に放送されたお昼のバラエティ『バイキング』(フジテレビ系)では「大相撲総選挙2位」の人気力士として宇良関を取り上げた。相撲好き芸人・キンボシ西田によるととにかく技の種類が凄いという。横綱・稀勢の里がこの15年間で用いた技は「27種類」だが宇良関はわずか2年間で「22種類」を使っている。
かつて「技のデパート」と呼ばれた舞の海関は9年間で「33種類」とやはり多いが、宇良関はその身体能力の高さからあまり使われたことのない「珍技」を繰り出す。そのため舞の海関の「33種類」を超えるのも時間の問題であり「新・技のデパート」と期待されているのだ。
彼は小学4年から中学3年までレスリングをやっており、中学時代は体操用のマットでバック転や宙返りなどをしていたという。キンボシ西田は宇良関が大相撲の「腰投げ」「首ひねり」「たすき反り」といった難しい技をキメられるのはレスリングや体操の経験から「体幹がしっかりしている」からではないかと分析する。