文化放送の全国ネット『ニュースパレード』の新コーナー「石川真紀クローズアップ」に大相撲・大砂嵐関がゲスト出演する。エジプト出身力士として話題の大砂嵐金太郎関がなぜ日本の大相撲に魅かれたのか。相撲部屋に入って苦労は無かったのか。“まきぴょん”こと石川真紀アナウンサーがゲストから普段は聞けない話題を引き出す。
文化放送をキー局に全国32局を結んで放送される夕方のニュース番組『ニュースパレード』では、12月11日(水)から「石川真紀クローズアップ」と題して文化放送の石川真紀アナウンサーが話題の人物や注目のテーマを企画、取材する新コーナーがスタートする。
その初回ゲストが、外国出身力士として最速の10場所で幕内昇進を果たしたエジプト出身の大砂嵐金太郎関だ。中東・アフリカ地域初の大相撲幕内力士でもある彼は、なぜ日本の大相撲に入ったのか。収録では次のような話が聞かれた。
大砂嵐関がまだ大相撲に入る前。自分より体重が60キロも軽い相手と相撲をとったところ負けてしまった。「相手は、60キロ。小さいのに。考えろ、なんで負けた、俺? パワーのスポーツじゃない…」その時、彼の頭は混乱したようだ。
「相撲、何このスポーツ」と心が騒ぎインターネットで相撲について調べたところ、プロの相撲つまり大相撲は日本にしかないことが分かる。
大砂嵐関は「貴乃花親方のビデオ見た。いい相撲、いいスピリット。フォーリンラブin相撲だった。俺の世界、俺のライフは相撲だけ」と当時を振り返って熱く語った。「フォーリンラブin相撲」という言葉からはその時の彼の感情の高まりが伝わって来る。
プロの相撲をとるために日本にやって来た大砂嵐関だが、「最初、相撲部屋に入った時、みんな一緒でビックリ。エジプト、それはダメ。今、一人だとさみしい。付け人に一緒に入ってとお願いするほど」という。エジプトと暮らし方も風習も違うので大変だっただろうが、今ではすっかり日本の暮らしに馴染んだようだ。
他にも「大嶽親方が考える大砂嵐関の今の課題」や「大砂嵐関の来年の目標」などについて、“まきぴょん”が興味深い内容を引き出す。
「石川真紀クローズアップ」は、文化放送『ニュースパレード』(午後5時00分~5時15分)内で初回放送は12月11日(水)。その後は不定期放送となる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)