元恋人リアーナ(29)に対するDV事件を起こして以降、「とんでもない暴力男」と事あるごとに批判されてきた歌手クリス・ブラウン(27)。本人は当時を振り返り「何よりも後悔している」と反省することもあれば、「俺はまだガキだったんだよ」「もっと酷い事件を起こした歌手もいるのに俺ばっかり責めやがって」と逆切れすることもあった。しかもその後もたびたび暴行騒動を起こしてきたクリスが先日、クラブでまたしても暴れたもよう。しかも仕事をサッサと切り上げて帰るというふてぶてしさで、クラブ側を激怒させてしまった。
米時間17日のこと、クリス・ブラウンはフロリダ州タンパのクラブ「AJA Channelside」を訪問。そこでギグ開催を予定していたクリス一行は、午前1時半にクラブに到着したという。その際クラブの専属カメラマンが一行に向けてシャッターをきったところ、一行は「よせ、駄目だ」と撮影を拒否したらしい。
その後、クリスはDJブースに移動。カメラマンはその時「クリスの後方から客達の写真を撮っていた」というが、それに気づいたクリスが激昂しカウチを飛び越え突進、カメラマンの顔面を殴りつけたのだ。
芸能情報サイト『TMZ』によると、通報を受けた警官隊がクラブに急行するも、クリスはそれを待たず現場から立ち去ったとのこと。この暴行によりカメラマンは唇が裂ける怪我をし、今後クリスを訴える構えだという。またカメラマンは現地警察に「突然パンチを食らった」と説明しており、当局が捜査を続けているもようだ。