かつてリアーナに対するDV事件を起こし、「社会の敵になった」と痛感したというクリス・ブラウン。彼は世間の激しいバッシングに苦悩し「ヤバいモンスターになった気分になり自殺も考えた」と告白しているが、その暴力癖はおさまっていないのかもしれない。
このほど、長い間クリス・ブラウンを支えたマネージャーのマイク・G.氏(Michael Guirguis)が「クリスより暴力行為を受けた」として訴訟を起こした。同氏がクリスに雇用されたのは、2012年のこと。しかし先月、クリスはマイク氏をいきなり殴打。顔面と首に何度もパンチを浴びせたという。同氏曰くクリスに対する挑発行為などは一切なかったといい、クリスがドラッグをやっていた可能性も示唆している。
この暴力行為により、マイク氏は病院の救急処置室にて治療を受けるはめに。またクリスはSNSでマイク氏をコケにした上、ツアー関係者らに「逆らうとマイクのように殴りつける」と警告したとのこと。そのような経緯があり、同氏は“ギャングによる報復の可能性”に怯えつつも訴訟を決意したという。暴行、不法監禁行為、契約違反、クリスより受けた精神的苦痛を理由に訴訟を起こしているが、具体的にいかなる賠償を求めているのかは不明だ。
そんな中、クリスは強気にも“反論動画”をインスタグラムにアップ。そこでマイク氏がお金を盗んでいるなどと発言し挑発しているが、これを確認した同氏の弁護士は激怒。名誉棄損でもクリスを訴える構えだという。
ちなみに同氏の弁護士は、訴訟を決断する前に「内輪での解決を試みた」とのこと。彼のイメージダウンを危惧してのことだったというが、クリス・ブラウンがそれに応じることはなかったそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)