34歳でこの世を去ったケーシーさんは、4児の母親ですでに孫も1人いた。来月には子供の1人が卒業式を迎えることを楽しみにしていた矢先の出来事だった。シェリーさんには3人の娘がいるが、次女も妹と姉を亡くして相当なショックを受けている。愛する娘を2人も喪ってしまったシェリーさんは想像を絶する心痛を抱えてしまったが、それでも気丈に『Fox News』などメディアのインタビューに応じた。
「長女までまさか殺害されるとは夢にも思っていませんでした。2人の娘を亡くしたことで私の心は完全に壊れ、全てを失ってしまったという気持ちです。またこのような苦悩を味わうとは…。どうか悪夢であって欲しいと思わずにはいられないのですが、現実なのです。でも私は娘のために、強くなって乗り越えていかなければいけません。犯人には正しい制裁を下してほしいと思っています。」
22日には、地元の自治体がケーシーさんを追悼して空に100個の風船を飛ばした。
「ケーシーは長女として下の子の面倒をよく見てくれました。仕事をしていて忙しい私に代わっていろんなことを手助けしてくれました。娘たちとは本当に仲が良かったんです。今は言葉にもならないほどのショックを受けています。でも空に向かってパメラに『お姉ちゃんにハグしてあげてね』と言っているんです」と声を詰まらせつつ、シェリーさんは話している。
現在、ケーシーさんを殺害したランズダウンは銃違法所持と第2級殺人罪で拘留中だ。18年前にパメラちゃんを誘拐し殺害したネルソン被告には死刑判決が下されているが、今も投獄中という。シェリーさんから長女を奪ったランズダウンにも然るべき制裁が下されることを願わずにはいられない。
出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)