生活のために時には子供を預けて深夜勤務に従事しなければならないという親は、当然のことながら夜間に子供をみてくれる施設のスタッフに信頼を置いていることだろう。しかしこのほど米ミシガン州のあるデイケアセンターで、悲劇が起こってしまった。米『MLive』や『KLTA 5』が伝えている。
4月13日、深夜のシフトを抱えていた4児の母ブリアーナ・リーズンオーバーさんは、2歳、6歳、7歳の3人の子供と末っ子の1歳になるコーリー・ブラウン君をミシガン州マスキーゴン郡にある24時間開園の保育施設「キーシャ・キーパーズ・デイケア」に預けた。
日が明けた14日の早朝6時45分、仕事を終えて子供たちを迎えに行ったブリアーナさんは、スタッフの一人から「コーリー君は寝ています。おむつを替えた時も身動きしませんでしたよ」と伝えられた。
ブリアーナさんはコーリー君が寝ている場所に近付くと、コーリー君はうつ伏せ状態になっていた。目を閉じているコーリー君を仰向けに抱えてみると、顔に複数の深い噛み傷やアザがあり、指にも噛まれた後があることをブリアーナさんは見つけた。「うちの子、一体どうしたの? 何があったの?」とスタッフに訊ねたが、「2時間前にチェックした時は問題なかった」と言い、噛み傷やアザに関してはさっぱりわからないという答えが返って来た。ブリアーナさん自身、この時はまだコーリー君は眠っていると思っていたという。