海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】寄付金で子供をディズニーワールドへ 猛批判のシングルマザーに直接取材!(英)

先月、「2人の娘をフロリダのディズニーワールドに連れて行きたい」として寄付金サイト「GoFundMe」にアカウントページを設置した英ブリストル在住のシングルマザーが、世間から猛批判を浴びたニュースをお伝えした。女性はその後、このアカウントを削除したが、再びアカウントページが設置されていることを英紙『Metro』や『The Sun』が伝えている。テックインサイトではこの女性に取材を申し込み、これまでの経緯や現在の心境を聞いた。そこから英メディアでは決して報じられることのない様々な事実が明らかとなった。

普段何かと我慢をして、シングルマザーである自分を手助けしてくれる10歳と12歳の娘へのご褒美としてディズニーワールドに連れて行ってやりたい…。そんな母の願いから2月27日に設置された募金サイトのアカウントページ。ところが世間からはこのシングルマザー、ニッキー・スミスさん(33歳)に、多くの批判が続出した。そのためニッキーさんはアカウントページを閉鎖、さらには「誰も傷つけるつもりもなかったし、最初からアカウントを設置すべきじゃなかった」とメディアで謝罪するまでに至ってしまった。

この件がイギリス中で報じられたことにより、ニッキーさんの生活は一変した。今回テックインサイトのインタビューに対し、ニッキーさんがその胸のうちを語った。

ニッキーさんが寄付金サイト「GoFundMe」を初めて知ったのは、アカウントを設置した当日だった。夜勤の時に同僚が「GoFundMe」について話していたので詳しく聞くと、その同僚の一人は同サイトでアジアへの旅費を集め、もう一人は姉の新婚旅行費用を集めたという。

ニッキーさんが最初に思ったのは「そんな理由でそのサイトを使ってもいいなんて」という素直な驚きだった。仕事の収入も芳しくない状況で経済的にもひっ迫していたニッキーさんは、とにかく娘2人を喜ばせたいという思いで「同僚の話を聞いて、このサイトに賭けてみようと思った」と明かす。

しかし寄付金が集まらない可能性もあるために、ニッキーさんは夜勤の休憩中に設置したアカウントページのことを娘にはもちろん家族の誰にも話さず、自身のFacebookにさえシェアしなかった。以降4日間、ニッキーさんは「寄付金は多分集まらないだろう」と思い、サイトにログインしていなかった。

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