3月11日、『ちっちゃいおっさん【公式】（chicchai_ossan）ツイッター』にて「ワシが内閣府の津波防災ひろめ隊として参画してるで！」「少しでもあの教訓を忘れんように伝えていくさかいに、みんな楽しみながら学んでや！」と力強くツイートするちっちゃいおっさん。フォロワーから「黙祷したよ、おっさん」「おっさん、わたしもあの日を忘れない！」「絶対忘れない」「残された者が出来ること復興支援と防災　おっさんありがとう　これからも、みんなで進んでいこう」と反響があった。

『津波防災ひろめ隊』は内閣府が津波による被害を最小限に軽減するために、改めて津波防災に関するメッセージを幅広く伝え、防災意識の向上、および適切な避難行動の定着、浸透を目指すプロジェクトの一環だ。趣旨に賛同したキャラクター「きいちゃん（和歌山県）、くまモン（熊本県）、しんじょう君（高知県須崎市）、ちっちゃいおっさん（兵庫県尼崎市）、ふなっしー（千葉県船橋市）」がコアメンバーとなり結成された。引き続き隊員を募集中だ。

全国に「津波!?　高いところへ（大きな地震が起きたら、津波が来ることを想起し、直ちに高台に逃げる）」と2つのお約束「1.家族と逃げる場所を決めておく　2．自らの命を守ることに全力を尽くす（家族とは事前に逃げる場所を決めておき、その約束を信じて逃げることに全力を尽くす）」というメッセージ、及び“津波避難ポーズ”（前足を大きく踏み出し、両手を大きく振る「全力で避難する」動作と、上を見上げ上体を反り返らせ、「高いところを目指す」動作を融合したもの）を広めようと奮闘している。

政府が首相の会見を取りやめただけではない。メディアで「3.11」を取り上げる時間も少なくなっているようだ。防災の意識が薄れないためにもちっちゃいおっさんたち『津波防災ひろめ隊』の頑張りに期待したい。

出典：https://twitter.com/chicchai_ossan
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）