少し太っては「激太りした」、メイクが薄ければ「老けた」と叩かれるのを知っていながら、SNSにせっせと写真をアップしている多くの人気セレブ達。しかしセレーナ・ゴメスは次第に辟易するようになったといい、先日はこんな風にインタビューで言い放った。
そのセレーナがこのほど『Today』のインタビューに応じ、再びインスタグラムに言及しこう語った。
「インスタグラムの“いいね!”を上回る価値が、皆さんにはあるの。皆さんがそれを知っていることを願うばかりだわ。そしてそれ以外のSNSも同じ。皆さんは書き込まれるコメントよりも、ずっと価値がある存在なのよ。」
ちなみに『nobullying.com』が昨年秋に伝えた内容によると、アメリカではティーン(13~19歳)のうち90パーセント以上が毎日ネットを見ているそうだ。中でも特に人気なのがSNSだが、若い世代は打たれ弱く書き込まれた内容を苦に自殺する若者もいるという。そのような悲劇を避ける策として、同サイトは以下のように提案している。
■ネガティブな内容をアップしたり嫌がらせをする人は友達リストから外す
■それでもメッセージを送ってくる人はブロックする
■ソーシャルメディア側に嫌がらせの主につき報告する
■意地の悪い相手からのメッセージには返事をしない
■嫌がらせの内容は、証拠として記録しておく
セレブ達の場合はフォロワー数が多すぎることもあり、このような対応はほぼ不可能というのが現状だ。そのため嫌がらせコメントなどはスルーするほかなく、セレーナの場合は携帯電話よりアプリを削除、今ではアカウントのパスワードさえ知らないという。
それならいっそのことSNSを止めればいいのだが、アメリカでもほとんどの若者が携帯、スマホ、タブレットなどにアクセスできる環境にある。また仲間外れや疎外感を嫌い不愉快な思いをしても続ける若者が多いというが、「嫌だな」と思うことがあれば上のような対策をとる、また思い切って一時でも利用を停止してみると良いかもしれない。
出典:https://www.instagram.com/selenagomez
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)