50年前の2月3日、グロスタシャー州にあるバークレー病院で、アリソン・ブラックウェルさんとジェイムス・ホッジスさんが誕生した。4歳でダーズリーにあるキャム・ホプトン小学校に入学した2人はここでも同じクラスで学んだが、8歳の時にジェイムスさんが転校したことで疎遠になっていった。
そんな2人が急接近したのは2012年。ジェイムスさんがSNS「Friends Reunited」でアリソンさんを見つけ、Facebookで連絡をとったのがきっかけだ。シングルだった2人はその年のクリスマスの数日後に再会を果たし、約4年の交際を経て50歳の誕生日の翌日に結婚した。式には小学校の時のクラスメートだけでなく当時の担任教師も駆け付け、昔話に花を咲かせたそうだ。
アリソンさんは「小学校の時のジェイムスの印象は“まあるい顔の小さな男の子”ということかしら。彼が8歳で母親を亡くし転校してしまったことはショックだったわ。突然母がいなくなるなんて考えたこともなかったし、彼をとてもかわいそうだと思ったの」と当時のことを話す。
一方でジェイムスさんは式の後、幸せいっぱいの笑顔でこう語っている。
「小学校の時のアリソンはいつも優しく笑っていたよ。それは今も変わらない。よく『知り合ったのはいつですか?』って聞かれるんだけど、事実を知るとみんな驚くんだ。でも共通点がいっぱいあるからこそ2人は結ばれたんだと思っている。これは運命だって思うんだ。」
「運命の赤い糸」という言葉があるが、2人が強い絆で結ばれているのは確かなようだ。
運命なのか、偶然が起こした奇跡なのか。世の中には驚くような偶然がたくさん存在する。米ノースダコタ州のローレン・スティーブンソンさんは3年連続、同じ病院で同じ日に赤ちゃんを出産している。また英ウェスト・ミッドランズのファミリーは家族3人全員が同じ誕生日であるとして話題になった。いずれの家族も誕生日は素敵な笑顔であふれるのであろう。
出典:http://www.express.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)